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ルーミア×小傘に目覚めた ■追記:続いてしまった。

今日はちょっと機嫌がよかった。人間を驚かすのに成功した後だった。
「♪~」
いつも通る道でふと横を見ると、野原の大きな岩の陰に人影を見つけた。
「?誰かいるのかなー」
大きな傘を揺らしながら、岩に近づいてみる。
すると、岩の陰に小さな金髪の女の子が岩に背中を預けるようにしていた。
「!……寝てる…のかな」
近づいても反応がない所をみると、そうなのだろう。
「…ちょっと驚かせてみようかな♪」

この少女に近づき、驚かそうと思った瞬間、傘にポタッと水滴の落ちる音がした。
次の瞬間、空から大粒の雨がざあざあと降り出してきた。
「わ、わ、わ」
驚かそうと思っていたのが、逆に驚かされてしまった。
と、少女を見てみると、雨に打たれているのにもかかわらずぐっすりと眠っていた。
「……」
こんな小さな子がずぶ濡れになるのを放っておくことも出来ないので、少女の隣に腰を下ろし、傘で二人を覆った。
これで、濡れることはないはず。
少女の顔を見つめる。
どう見てもまだ子どものような幼い顔をしてはいるが、それほど幼くはないのだろう。
この少女が人間ではないこと、それだけがわかった。
「それにしても、よく寝てるな…」
可愛らしい寝顔をした少女は、未だピクリとも動かなかった。
「…えい」
ほっぺをつついてみる。
「………ん………すぅ…」
少し反応はしたが、また眠ってしまったようだ。
「むー、えい」
今度は反対の頬。
「……んぁ……」
すこし口を開いてはみたが、それでも起きないようだ。
「………」
開いた口に、指を当ててみる。
「はむ」
「はうっ!?」
…咥えられた。
食べ物か何かだと思っているのだろう、眠っているためか歯を立てることはないが、いつの間にか腕をつかまれ唇と舌で指を弄ばれてしまっていた。
「ちゅ……ん……ぁ……」
「……はわわ…」
……一瞬、ドキッとした。
この少女が指を咥えているのを見ていると、なんだかどきどきしてきてしまう。
平穏を装いながら、しばらくそのままでいると、やっと腕が開放された。
指をそっと少女の口から離すと、少女の口と指の先を唾液の糸が伝っていた。
と、少女の体がピクッと動く。
ゆっくりとまぶたが開いていき、寝ぼけた紅い眼に見つめられる。
「………?」
まだ頭が働いていないのだろう、頭にはてなマークを浮かべながら首をかしげている。
少女の目が、雨の降り続いている野原に向けられる。
「……あめ…」
そして、真上を見上げた。
「……かさ…?」
そしてまた、こちらを向いた。
「…あなたは?」
やっと頭が働いてきたらしい。
「私は多々良 小傘。きみは?」
「ルーミア」
「ルーミアちゃん?」
「うん」
「あなたは、小傘、ちゃん?」
「うん」
同じように返してきた。
「あの…ありがと」
「え?どうして?」
「だって、この傘、小傘ちゃんのでしょ?」
「うん…」
「だから、ありがと」
「う、うん……」
"ありがとう"
こんな言葉をかけてもらったのは何時振りだろう………
いや、初めてかもしれない。
今まで、傘として扱われたことがほとんどなかった。
だれも必要としてくれない、それどころか貶されてばかりだった。
たとえ使ってくれる人がいたとしても、傘はあって当然のもの。道具。
道具に感謝するヒトなんていなかった。
妖怪になってからは人を驚かせることばかり考えていたから、誰からも感謝されることなんてなかった。
それを、こんな小さな子が………

気づけば、涙があふれていた。
降りしきる雨と同じように、大粒の涙が目からあふれ出ていた。
「だ、だいじょうぶ…?」
「………ごめん、ちょっと…うれしくて……」
「ありがとう…なんて……言ってもらえたの…………はじめて、だったから…………っ」
「………そうなのかー………」
ルーミアは、小さな腕で精一杯の抱擁をしてくれていた。

続くのだろうか。
ここまで書いて休憩。
シリアスとかネタとかエロとか全部混ぜたらいけないんです。
前半ちょっとえちい雰囲気で書いてたら、後半のありがとうが突っ掛かってこうなっちゃった。

小傘株が急上昇中。
ルーミアと小傘で1,2位は独占されました。
こがさなに対抗してるーこがを流行らせるぜ。
どうしてルーミアと小傘なのかなんて聞かないでください。
小傘の原点回帰ってことで、寝てるヒトを驚かそうとしたら雨→仕方ないから起きるまで二人で相合傘 を想像したら、一番その辺で寝てそうなのがルーミアだった。それだけ。


ルーミア×俺×小傘で相合傘。
なんかどんどんおかしくなっている気が………


続いてしまったよ。
かなり無理がある展開。
でもしかたない。脳内ではこんな感じだから。






続き

…………
「…ルーミアちゃん、ありがと」
「うん」
やっと気持ちが落ち着き、ルーミアの腕から離れると、ルーミアはゆっくりと立ち上がり、手を差し伸べてくれた。
「立てる?」
その手をやさしく握り、すっかり力の抜けてしまっていた体を起こした。
しばらく泣き続けていたからわからなかったが、いつのまにか雨は止んでいたようだ。
「んーっ」
隣では、ルーミアが伸びをしている。
雨上がりの雲の間から、太陽が顔をのぞかせようとしていた。
「まぶしい…」
その言葉と同時に、辺りが一気に暗くなる。
…というより、何も見えなくなった。
「ル、ルーミアちゃん…?」
「あ、ごめん」
また、光が戻ってくる。
「今のは…ルーミアちゃんが?」
「うん、魔法の闇。私、宵闇の妖怪だから、明るいの苦手で…」
「そうなんだ…」
隣では、太陽の光を遮るようにルーミアの目の前に闇の壁ができていた。

……雨も止んだし、そろそろ帰らなければいけない。
でも、ルーミアともっと一緒にいたかった。
初めて、自分を必要としてくれた少女と、もっと話がしたかった。

「ねえ、小傘ちゃん」
「?」
「さっきの…その…泣いてた時のことなんだけど…」
「あ…」
「こんなこと、聞いちゃいけないのかもしれないけど、教えてほしいの」
「小傘ちゃんは、傘…なんだよね? だったら、どうして感謝されたことがなかったの…?」
…当然の疑問だろう。
初対面の相手が突然泣き出した。
それが、ヒトに感謝されるのが初めてだったから。
それも、ヒトには必要とされているはずの、傘なのに。
「うん……いいよ。教えてあげる…」
少女にはすべてを話した。
ヒトには絶対に話さないと思っていたことでさえ、口から溢れ出るかのように、次々と。
今まで誰にも相手にされず、誰にも話すことのできなかったことを話した。
離している間、ルーミアはずっと真剣な顔で聞いてくれていた。
「これで、全部、かな…」
話し終えたとき、妙に気持ちは落ち着いていた。
ふとルーミアのほうを見ると、ルーミアはひどく悲しそうな表情で、顔を伏せてしまっていた。
「小傘ちゃん………」
無理もないだろう、人にするような話ではなかったのだから。
「ルーミアちゃん、話聞いてくれてありがとね……ちょっと楽になったかも」
「………」
「ルーミア、ちゃん?」
「………ねぇ」
顔を伏せたまま、ルーミアが呟いた。
「……これから、どうするの?」
「どうするって…?」
「小傘ちゃん、一人ぼっちだよ…」
「うーん、どうするって言われても…」
確かに行くあてなどないが、自分ではどうしようもない。
「……あの…ね、小傘ちゃん」
「その…私の…かさに、なってほしいな」
「え……?」
ルーミアの言葉に、耳を疑った。
「……ありがと………でも、同情なんてしな……」
「ううん、違う。同情じゃないもん」
ルーミアが、少し口調を強めてそういった。
「私、雨ってあんまり好きじゃなくて、でもこの闇のせいで周りのことなんにもわかんなくてね、雨が降ってきてもどこに行けばいいかわかんないし、だから、小傘ちゃんと一緒なら濡れなくてもすむかな…って」
「……でも、私じゃなくてもいいでしょ…?」
「小傘ちゃんじゃないとだめだよ…」
「…どうして……?」
「…………」
「…言えないってことは、わちきじゃなくてもいいんだ……?」
「あっ………その……ぅぅ…………」
顔を真っ赤にして、必死に言葉を探しているようだ。
「もう、いいよ……」
「嬉しかった。話を聞いてもらっただけじゃなくて、声までかけてくれた。でも、私と一緒でも仕方ないよ。だから、さよなら、ルーミアちゃん………」
「……あっ………っ………」
ルーミアから離れ、帰ろうとすると、ルーミアは今にも泣き出しそうに肩を震わせてしまっていた。
「ご、ごめん、だいじょうぶ……?」
ルーミアの傍に行き、声をかけた瞬間。
「いっちゃやだ…」
ルーミアが、胸の中に飛び込んできていた。
「私、小傘ちゃんがいいの……小傘ちゃんがほしい…」
目に涙をため、小さな肩を震わせ、顔を真っ赤に染めながら、そう言った。
……心臓が高鳴る。どうしてか、ルーミアの顔を見ているだけでどきどきしている。
「うん……わかった。一緒に、いてあげる…」
口が勝手に、そう、告げていた。
どうしてそう言ったか、わからなかった。
でも、ルーミアと一緒にいたかった。
ルーミアと一緒にいられる。
そう思うだけで胸がどきどきする。
ルーミアは、ほしいって言ってくれた。

……あれ? 胸のどきどきがとまらない………これって………

「…………ルーミア、ちゃん……私のこと…好き?」
どうしてか、口走ってしまう。
「え?……あ、あの…その………うん…だいすき……」
消え入りそうな声で、恥ずかしがりながら呟く。

…やっぱり………これは……

胸の高鳴りが激しくなる。
今の"すき"がどういう意味かはわからない。
でも、その言葉を聞いた瞬間、わかってしまった。
いつのまにか、この少女の優しさに恋をしてしまっていた。
まだあって間もない、小さな子。
それでも、自分のことを一番知ってしまった子。
だから、私は答えた。
「私も、ルーミアちゃんのこと、すきだよ…」
「……ほんと?」
ルーミアを優しく抱きしめ、お互いに見つめあう。
深く透き通った、紅の瞳。
それが、ゆっくり閉じられていく。
……言葉は必要なかった。
だから、ルーミアの、ちいさな唇に、そっと口付けた。



なんという展開……いくらなんでも唐突だよねー
でもいいんだー
もう俺は止められない!!
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プロフィール

あ~るす。

Author:あ~るす。
ルーミア大好きな絵描きです。

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